山田 浩史

担当科目 会計基準論

研究テーマ:国際的な会計基準のコンバージェンス、ディスクロージャー制度に関する研究

会計の分野では、IFRS(国際会計基準)等の国際的な会計基準へのコンバージェンス(統合)が推進されているところです。現在、我が国では200社以上の日本企業がIFRSを任意適用しています。我が国の会計基準(日本基準)もIFRSへのコンバージェンスが進められており、IFRSの影響を大きく受けることになります。
そのような状況の中で、企業で経営管理や経理実務を担当し、会計基準の策定にも関わってきた経験を通じて、市場関係者が納得できる高品質の会計基準(IFRS、日本基準等)の策定の重要性を痛感してきました。IFRSの策定や日本基準のコンバージェンスにおいて、市場関係者がどのように役割を果たし、会計基準の策定に影響を与えているかに関心を持って研究を進めています。具体的なテーマとしては、近年、日本基準のコンバージェンスが進められている収益認識、リース会計や、IFRSの見直しが予定されているのれんや無形資産等について関心を持っています。
また、財務報告の作成者(企業)と利用者のコミュニケーションのツールであるディスクロージャー(開示)制度についても分析対象としています。我が国のディスクロージャー制度(年次報告、四半期報告、非財務情報)の在り方やその有効性、及びIFRSの開示イニシアティブ等について、作成者としての実務経験をふまえて研究を進めています。