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崔 容熏

担当科目 マーケティング・チャネル論、流通論

研究テーマ:マーケティング・チャネルにおける企業間関係の研究

メーカーの製品が市場で成功を収めるためには流通業者との関係を有効にマネジメントすることが重要です。いかに上手に開発された製品でも販路の開拓に遅れたり、流通業者からの協力を獲得せずには成功に辿り着くことが困難です。しかし、メーカーと流通業者は協力すべきパートナーであると同時に、取引の条件や販売リスクの分担をめぐっては互いに対立する部分をも抱えています。このような対立の可能性をうまく抑えながら、流通業者から自社製品の販売に対する特別な努力を引き出せるかどうかは、メーカーのマーケティング管理における極めて重要な部分であります。
特に、近年には流通業者からの需要情報を上手に活用し、ヒット商品の開発に繋げるような事例も多数報告されています。つまり、メーカーにとって流通業者の役割は単なる販売の窓口としてだけではなく、革新的な製品を生み出す源泉としても注目されているのです。こういったメーカー・流通業者間の企業間関係の中で発生する諸問題のメカニズムを探るのが現在の私の最大の関心事です。そのために日々過去の研究をフォローしながら、現場の話を聞いたり、アンケート調査を行ったりしています。
最近は、産業財ブランド研究という新しい研究領域にも取り組んでいます。インテルに代表されるように産業財にも優れたブランドを構築したケースは少なくありませんが、これまでのブランド研究は消費財に偏っており、産業財のブランド研究は手薄でした。産業財分野で多くの企業が優れた技術力を保有しながらも、それに見合う利益を上げることができない一つの原因にはマーケティングやブランドの軽視という要因も無視できないので、アカデミックだけではなく、実務的にも貢献できる研究分野だと考えられます。

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