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川満 直樹

担当科目 商業史、現代商業史

研究テーマ:財閥の形成・発展史研究―パキスタンなどのイスラーム諸国を中心に―

最近、世界がイスラーム諸国へ注目するようになった。理由は多くあると思うが、一番大きな理由はテロなどに代表される一連の事件であろう。パキスタンもそれら事件に巻き込まれ、ここ数年日本でもメディアに多く取り上げられるようになった。私は、これまでそのような国パキスタンに焦点を当て、パキスタンに存在する財閥(イスラーム系財閥)の形成・発展過程の実態の解明に努めてきた。それと同時に、財閥がパキスタンの経済発展に果たした役割も検討してきた。
パキスタンを含む途上国の経済発展において、財閥は大きな役割を担っている。そして、財閥傘下企業の多くがその国を代表する企業であることは言うまでもない。また、財閥の形成・発展過程は、その国あるいは地域の歴史、文化、宗教、民族といった多くの要素が入り混じり実に複雑となっている。パキスタンを含む途上国の財閥を研究することは、財閥一族および傘下企業の企業活動のみを見たのでは実態が見えず、先ほどあげた歴史、宗教などの要素も加え、学際的な観点から研究することが重要である。特に、イスラーム教を国教とするパキスタンではイスラーム理解、ならびに近年のパキスタンおよび中東諸国の報道からも明らかなように民族理解も重要な鍵となる。財閥を研究することにより、その国の歴史、文化、宗教、民族などといったことにも自然と関心を持つようになる。
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