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酒井 絢美

担当科目 アカデミック・リテラシーⅠ、ビジネス・トピックス

研究テーマ:会計監査人の交代に係る開示情報の検証

企業の開示する財務諸表が適正なものであるかどうかをチェックする会計監査人は「市場の番人」ともいわれ、現代の資本市場には必要不可欠の存在です。しかし、会計監査人が本当に「市場の番人」であるためには、誰がその役割を担おうとも同じレベルでの監査が実施されることが求められるはずです。誰が監査をしても同じであるなら、通常であれば会計監査人が交代するという事態は起こらないはずですが、現実には様々な理由で会計監査人の交代が生じています。
そこで私は、会計監査人の交代を行った企業に着目し、会計監査人の交代が生じた理由や経緯、当該企業の経営状態が会計監査人の交代前後でどのように異なっているか、交代の発表が市場に影響を与えているかどうか、といった問題の検証に取り組んでいます。特に近年では、会計監査人の交代が会計不正や粉飾の存在を暗示しているという声も散見されており、実際に会計不正が発覚する直前に会計監査人が交代しているというケースも存在します。とりわけ大きな問題として取り沙汰されているのが、オピニオン・ショッピング(会社が自社に好都合な会計監査人を探す行為)であり、会計監査人の独立性が阻害されているとの懸念があります。
会計監査人の社会的役割や影響力が高まっている中で、本研究を通じて監査の質や会計監査人のプロフェッショナリズムの向上に貢献できればと考えています。

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