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相川 雄哉

担当科目
 基本統計学

研究テーマ:開発経済学・経済史

 戦後初期の日本は、慢性的な貧困や食糧不足に直面する途上国でした。 しかしそこから現在にかけて、日本は世界をリードする先進国へと成長しました。現在の私達が取り組むべき重要な課題の一つは、こうした歴史を振り返ることで経済成長の過程と要因を明らかにし、それらを深刻な貧困問題を抱える現在のアジア・アフリカ諸国や、成長の岐路に立たされた今後の日本の発展戦略に生かしていくことでしょう。
 私は、日本の産業発展に関する歴史的な史料の分析や、途上国でのフィールド調査を通して、経済発展を実現するための政策的インプリケーションを導くことを試みています。現在は特に、日本の地場産業である酒造業や陶磁器業、フィリピンのアパレル産業に着目し、それらがなぜ、どのように成長や停滞、そして再生したかを探究しています。自分自身のビジネス経験とも照らし合わせながら、実態認識を大切にした実証研究に取り組んでいます。

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