北村 友宏

担当科目 基本統計学

研究テーマ:公益事業の効率性・生産性に関する実証研究

 私は公益事業の効率性や生産性について、事業者別統計データを用い、計量経済学的手法による実証研究を行っています。公益事業の中でも、日本の鉄道事業と上下水道事業を研究対象としています。まず、鉄道事業を対象とした研究では、通勤・通学客を中心に輸送する事業者とそれ以外の利用者を中心に輸送する事業者ではどちらが効率的か、線路の改良をすると事業者の線路メンテナンス費用は何年間でどの程度削減できるか、そして、設定されている鉄道運賃は輸送にかかる費用をカバーできているか、などを明らかにするための実証研究を行ってきました。続いて、上下水道事業を対象とした研究では、雨水と汚水を両方流す合流式下水道管を採用している事業者とそれを採用していない事業者ではどちらが効率的か、上下水道事業を一体的に運営した場合と別々に運営した場合では事業者の費用がどの程度異なるか、などに関して実証研究を行っています。