キリスト教文化センターでは、2024年に本学と立教大学間で締結した「相互協力・連携に関する協定」に基づき、2025年度より「交換奨励」を実施することとなりました。この事業は、同じ「キリスト教主義」を掲げる両大学の学校礼拝において、各大学からチャプレンや教員・学生などを派遣しあい、奨励を行うものです。同じキリスト教、プロテスタントであっても、立教大学は聖公会、同志社大学は会衆派教会の伝統に立っていますが、そうした教派の違いを超えて「祈りの時を持つ」という学校礼拝の重要性を共有しています。また、関東と関西という立地など、それぞれの違いもある中で、双方の学生や教職員にとって、お互いの話が聴ける機会となっております。
今年度は春・秋の各学期に、立教大学では「夕の祈り」にて、本学では「チャペル・アワー」にて、この交換奨励が実施されることとなっています。
6月3日(火)、今出川キャンパスの同志社礼拝堂での「チャペル・アワー」にて、初めての立教大学との連携企画「交換奨励」を実施しました。今回の「チャペル・アワー」には、立教大学チャプレンの中川英樹氏が奨励者として招かれ、「自分じゃない自分を生きなくてもいい」と題した奨励が行われました。また終わりに中川英樹氏より「互いの大学が、それぞれの学生のために祈りあい、祈りの交わりの中に真の協働があると信じている」と述べられ、今後も両大学を覚えて祈りあうことの大切さを語られました。
5月29日(金)、本学での実施に先んじて、本学の和田喜彦本センター所長が立教大学の「夕の祈り」に奨励者として派遣され、「志は時代を越えて:建学の精神を、いまどう活かすか」と題し奨励されました。今後も本企画の実施を通じて、連携協定を締結した両大学間の交流がさらに深まることが期待されます。
▼秋学期の実施について
立教大学では池袋キャンパスでの「夕の祈り」、本学では今出川校地での火曜日の「チャペル・アワー」にて実施します。
日程等の詳細は、あらためてお知らせいたします。
関連情報 |
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お問い合わせ |
キリスト教文化センター事務室(今出川) TEL:075-251-3320
キリスト教文化センター事務室(京田辺) TEL:0774-65-7370
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キリスト教文化センターのボランティア・サポート制度が変わります
画像をクリックするとPDFファイルがご覧いただけます
2024年に発生した能登半島地震や能登半島豪雨災害は、能登地域で生活する人々に大きな傷跡を残しました。キリスト教文化センターでは、そうした被災地への思いを馳せ、学生の皆さんが現地でボランティア活動を行うことを支援するため、2024年度に「能登半島地震被災地支援ボランティア・サポート制度」を創設しました。
その後も、大船渡市の山林火災をはじめとする日本各地の災害が続いている現状を踏まえ、私たちは復興支援と隣人愛の実践を通じた、キリスト教主義に基づく人権教育の具体的な展開を目指し、2025年度からは、当該制度の名称を「キリスト教精神に基づくボランティア・サポート制度」と改め、能登半島に限らず、さまざまなボランティア活動を広く支援する制度へと変更しました。
詳細は以下のキリスト教文化センターオリジナルWebサイトをご参照ください。
関連情報 |
キリスト教文化センターオリジナルWebサイト |
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お問い合わせ |
キリスト教文化センター事務室(今出川) TEL:075-251-3320
キリスト教文化センター事務室(京田辺) TEL:0774-65-7370
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このたび、岩手県大船渡市で発生した山林火災、そしてミャンマーにおける大地震により、多くの方々が大切なものを失い、日常を奪われるという深刻な被害を受けました。大船渡市では広範囲にわたって森林が焼失し、避難を余儀なくされた住民の方々が不安の中で過ごしています。一方、ミャンマーでは、建物の倒壊やインフラの崩壊により、支援の手が届きにくい状況が続いており、多くの命が危機にさらされています。
このような苦難の中にある人々に、私たちは何ができるでしょうか。
「隣人を自分のように愛しなさい」
(マタイによる福音書22章39節)
この言葉が示すように、遠く離れた地にいる人々であっても、痛みを分かち合い、思いを寄せ、支援の手を差し伸べることは、私たちが果たすべき大切な使命です。
そこで、私たち同志社大学キリスト教文化センターは、大船渡市とミャンマーの被災地を支援するための募金活動を実施いたします。皆さまからの募金は、日本赤十字社を通じて、被災者の生活再建や地域の復興に活用されます。たとえ小さな一歩でも、その思いが集まれば、大きな希望となって届きます。「自分のように」大切に想い、支え合う心を、今、形にしませんか。皆さまの温かいご協力を、心よりお願い申し上げます。
2025年4月15日(火)~2025年6月20日(金)
受付時間 | 〔火曜日〕 17:05~17:15,17:55~18:05 |
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〔水曜日~金曜日〕 12:25~12:35,13:00~13:10 |
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受付場所 | 同志社礼拝堂 |
受付時間 | 〔月曜日~金曜日〕 9:00~11:30, 12:30~17:00 |
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受付場所 | キリスト教文化センター事務室(今出川) 〔クラーク記念館1階〕 |
いずれも祝日(祝日授業日含む)は、対応しておりません。
お預りした募金については、キリスト教文化センターが責任を持って、日本赤十字社へお届けします。
受け皿となる日本赤十字社の取り組みついては、こちらをご確認ください。
関連情報 |
大船渡市山林火災・ミャンマー大地震 被災地支援募金のお願い(京田辺校地) 京田辺校地での募金活動については、こちらをご参照ください。 |
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お問い合わせ |
キリスト教文化センター事務室(今出川) TEL:075-251-3320
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2025年度パイプオルガン講座受講生の募集を開始します!!
本講座は、キリスト教文化センターが提供するプログラムの一つです。初心者から経験者まで、各々のレベルに応じてオルガン奏法(手鍵盤だけでなく足鍵盤も使用)を学びます。主に礼拝での奏楽ができるようになることを目的としていますが、礼拝に必要な賛美歌や奏楽曲等、バッハをはじめ様々な時代の曲を演奏してもらいたいと考えております。
担当講師 |
曜日・講時 |
募集人数 |
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月曜 9:30~10:30 |
2名 |
月曜 10:45~11:45 | 2名 |
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水曜 14:00~16:00 |
4名 |
担当講師 |
曜日・講時 |
募集人数 |
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中山 幾美子 |
水曜 15:00~17:00 |
4名 |
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木曜 10:45~12:15 |
3名 |
木曜 13:10~14:40 |
3名 |
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加藤 真子 |
金曜 14:00~16:00 |
4名 |
鍵盤楽器(バッハ・インベンション程度)がある程度弾ける方
原則として、通年で講座に参加できる方
応募者多数の場合は、担当講師による書類選考を行います。
受講経験者の優先枠を各校地数枠設けますが、継続受講者は、チャペル・アワーまたはメディテーション・アワーにて奏楽を担当していただきます。
関連情報 |
上記以外の詳細な情報については、キリスト教文化センターオリジナルWebサイトをご確認ください。 |
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申し込みフォーム
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お問い合わせ |
キリスト教文化センター事務室(京田辺) TEL:0774-65-7370
キリスト教文化センター事務室(今出川) TEL:075-251-3320
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キリスト教文化センターでは、本センターでの諸活動(クリスマス・イルミネーション点灯式・クリスマス関連各プログラム、日頃のチャペル・アワーなど)に参加し、本センターの教職員とともに、プログラムの企画や実施にあたる「学生スタッフ」を募集します!興味をもたれた方は、ぜひお気軽に、お問い合わせください。
詳細・募集について |
具体的な活動の詳細については、以下のサイトをご参照ください。 新規募集については、こちらのFormsからご入力ください。 https://forms.office.com/r/PT4pcWPfZe 各校地の教員から、先ずは登録いただいたメールにて、ご連絡させていただきます。
▼昨年度から継続される学生スタッフのみなさまへ 事前にご連絡済みですが、「学年が持ち上がる方のみ」、すでに連絡している「継続用」のFormsにご入力ください。 学部を卒業して院生になられる方は、「新規募集」でご入力ください。 |
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お問い合わせ |
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「能登半島地震被災地支援ボランティア・サポート制度」第三期の募集を開始します!!
キリスト教文化センター・人権教育委員会では、今年度(2024年度)より、「能登半島地震被災地支援ボランティア・サポート制度」を設けております。
能登半島地震が発生してから約1年が経過しましたが、今もなお、復興が遅れていると言われ、倒壊した家屋がそのままになっていたり、道路が寸断されていたり、仮設住宅で不自由な生活を送っている方が多数いたりするという状況のようです。それに加え、9月には豪雨被害にも見舞われ、輪をかけて大変な状況になっていると聞いております。
そのような被災地に、皆さんがボランティアとして現地に赴き、極々わずかであっても復興への助けとなること、また、その活動を通して、皆さん自信が様々な気づきを得ることを期待し、ボランティア活動へのサポートをしたいと考えております。
活動期間 |
2024年12月23日(月) ~ 2025年3月31日(月) |
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応募期間 | 2025年3月21日(金) 17時まで |
対象者 | 同志社大学在学生(大学院生含む) |
サポート内容 | 活動に必要な費用の補助(上限あり) |
[京都府社会福祉協議会]ボランティア保険 https://www.kyoshakyo.or.jp/tiikifukushi/hoken/
ボランティア支援室 News(2024/7/22発信) https://volunteer.doshisha.ac.jp/news/4128/
関連情報 |
募集要項 |
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仮申し込みフォーム |
お問い合わせ |
キリスト教文化センター事務室(今出川) TEL:075-251-3320
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キリスト教文化センターでは、去る2024年11月27日(水)に、教員3名と学生13名(キリスト教文化センター学生スタッフ+有志学生)で、能登半島へ赴き、能登地震キリスト災害支援会(能登ヘルプ)さんの被災地支援活動に参加してきました。
前日(11月26日)に移動しての金沢入りだったのですが、列車故障による京阪電車の遅延や強風による湖西線の運転見合わせに見舞われながら、苦労して現地入りし前泊したのですが、その日の夜には能登半島付近を震源とする震度5弱の地震も発生し、当日(11月27日)の活動見合わせもあり得る中での活動となりました。
続発する地震がなかったことから支援活動を行うことになりましたが、時折、雨に見舞われながらの作業となりました。先日の豪雨災害で流入した土砂を撤去する作業や、被災した家屋から壊れてしまった家財道具を搬出する作業、仮設住宅に住む方々へ救援物資を配送する作業などを行い、当日のうちに帰路へとつきました。
過酷な状況下での大変な作業で、参加メンバーには疲労の色が見られましたが、皆、充実した顔での帰洛となりました。
キリスト教文化センターでは、学生がボランティアとして被災地域に赴き活動するためのサポートを行うべく、「能登半島地震被災地支援ボランティア・サポート制度」を設けています。「キリスト教主義」に基づき、隣人愛を実践し、現地での活動を通して、様々な気づきを得ることを期待して創設した制度で、ボランティア活動に参加するハードルを下げる一助になればと願っています。是非、ご活用ください。
関連情報 |
能登半島地震被災地支援ボランティア・サポート制度 |
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お問い合わせ |
キリスト教文化センター事務室(今出川)〔クラーク記念館1階〕 電話:075-251-3320 |
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