同志社大学商学部では、学生の起業を促すアントレプレナーシップ実践という科目を2024年度から新規に開講しました。この科目には、2024年では、関西の大学にて起業関連の講義を運営した実績のある、株式会社ウィルフ取締役の田中翔氏と、株式会社アイデアブルワークス代表取締役の寺本大修氏がおもに登壇し、起業実践に関連した内容の授業をおこなうとともに、商学部教授の関智宏氏が全体をコーディネートします。
アントレプレナーシップは起業に深く関連した用語であり、旧来から起業家精神に関連した概念であると理解されています。しかし、より重要なことは、精神を有するか否かということよりも、いかに起業しかつそれを展開させていくか、という起業行動そのものです。
同志社大学では、「倜儻不羈(てきとうふき)」という考え方が受け継がれてきています。この考え方は、才気がすぐれ、独立心が旺盛で、常軌では律しがたいことを意味しています。本講義をつうじて、アントレプレナーシップを発現するための個人としてもつべき諸要素についての理解を深めるだけでなく、起業に対する意識を向上させ、さらに起業行動の実践につなげていくことで、「倜儻不羈」な同志社人をより多く輩出することを目的としています。
【講義概要(シラバスより一部抜粋)】
・「起業する」とは
・「起業する」世界(ゲスト講師:NPO法人事務局長 西山裕子氏)
・起業家になるために必要なものとは?(ゲスト講師:株式会社ウィルフ代表取締役 黒石健太郎氏)
・事業計画書とは?
・事業アイデアの出し方
・顧客の理解① デザイン思考エッセンス
・顧客の理解② アイデア発想
・顧客の発見① ニーズのメカニズム
・顧客の発見② Minimum Viable Product、仮説検証
・「起業する」の実践事例(ゲスト講師を予定)
・「起業する」を実践する
【本講義のキーパーソン】
田中 翔(株式会社ウィルフ取締役/株式会社アントレプラス代表取締役)
寺本 大修(株式会社アイデアブルワークス代表取締役)
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