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山本 達司

担当科目
 簿記学Ⅲ、簿記学Ⅳ、財務諸表論、財務諸表分析、分析会計論

研究テーマ:人々を幸せにする会計制度の構築

 私は、「会計は人々を幸せにできる1つのツールである」という考え方に基づいて、「どのようにすれば、人々を幸せにする会計制度ができるのか」という問題について研究します。
 では、人々を幸せにする会計制度とは何でしょうか?例えば、企業が会計不正により倒産した場合を考えてください。このとき、経営者が厳しく罰せられることは当然ですが、株主、債権者、取引先も大きな損失を被ります。これでは、みんなが不幸になってしまいます。そこで、経営者に会計不正をさせないシステムが必要です。解決法は、ただ単に会計法規を厳しくすればいいというわけではありません。経営者も感情をもつ人間ですから、会計不正の防止に有効なシステムを作るには、心理学や行動経済学の知見が必要になるわけです。
 そのため、私は会計学のみにとどまらず、心理学、ゲーム理論、行動経済学、実験経済学などの知見を用いて、人々を幸せにする会計について研究しています。

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