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上田 雅弘

担当科目 計量経済学、産業組織論、多変量解析

研究テーマ:産業組織の実証分析

近年、情報通信技術の発展や経済のグローバル化、さまざまな分野における規制緩和によって社会・経済構造が大きく変革し、企業の競争環境もまた劇的に変化しています。そうした状況下で、企業は研究開発や広告宣伝活動、また資本提携や合併・買収を活発に行い、生産性の向上やシェア拡大を図っています。企業行動や市場競争のあり方が急速に変わってきた現在、企業間の競争と協調の場である市場(産業)のダイナミズムを理論的・実証的に捉え、企業のさまざまな経営戦略がどのように組織の優位性につながるのか、また消費者の厚生にどのような影響を及ぼすのか、さらには市場経済の基本的なルールである競争政策はどうあるべきかを検討することが、産業組織を研究する大きなテーマとなります。
具体的な産業として私がいま注目しているのは、1990年代から大型合併が相次いでいる製紙業界です。
製紙業界はこの20年ほどでかなり寡占的な市場になってきました。大型合併前後の市場構造がどのように変化したのか、またその結果、価格水準や企業の利益はどうなっているのか、さらにはそれぞれの企業における生産性や効率性は上昇しているのだろうかということを、経済理論に基づいた実証分析の方法を用いて検証しています。
理論・実証・政策および戦略をテーマにしたゼミでは、実証分析を柱として自由なテーマで卒業論文を作成してもらっています。世の中には様々な問題があり、みなさんが関心を持つテーマも多種多様なはずです。製造業・サービス業・金融・情報などの分野を対象とした特定の産業に関する実証分析をはじめ、個別企業や消費者行動の分析、さらには教育・社会問題、環境問題など、あらゆる分野のテーマを対象としています。

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