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田中 圭

担当科目 簿記学I、簿記学II

研究テーマ:現代ドイツにおける会計・監査制度の研究

現代社会で、企業をはじめ経済活動を行う組織が必ず利用するしくみがあります。それが「会計」です。一般的に「会計」とは、お金や労働力などの資源を社会から預かる企業が、企業を取り巻く人々(たとえば株主、投資家、債権者、従業員)に対して説明責任を果たし、情報を提供するために不可欠な制度とみなされています。では会計のしくみによって創り出される情報は信用できるものなのか。それをチェックするために専門家すなわち会計士による「監査」が必要とされます。
企業活動の「国際化」が進展する中でとくに21世紀以降、会計・監査に関するルールを国際的に統一しようとする要求も高まってきました。その一方で、法律のように各国固有の歴史的・文化的背景をもつローカルなルールも依然として会計制度の基盤となっています。欧米に学んだ近代以降の日本の会計制度形成にあたっては、ドイツの「経営経済学」と呼ばれる学問もお手本の一つでした。しかし今日ではEU圏の経済統合にともなって、ドイツでも国境を越えたルールへの対応が図られています。
はたして時代や場所によってあるべき「会計」の内容は変わるのでしょうか?変わるとすれば、それはなぜでしょうか?企業の公表する情報に加えて、法規定を中心に、裁判所の判例、判例の論理に反映される学説、など現代の会計・監査制度のあり方について多くのヒントを与えてくれるドイツの制度を研究することで、「会計」とは何かを解明する手がかりが得られるのではないかと考えています。
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