私たちの生活に必要な財貨やサービスの多く は市場で売買されます。そのときの価格と取引 量は需要曲線と供給曲線が交わるところで定ま ると教えるのが経済学です。ところがこの需要 曲線と供給曲線は自然現象のように勝手に現れ るのではありません。その背後には多くの人間 ドラマがあります。商学部では,この経済現象 を具体的な人間活動のレベルから多角的に分析 していきます。ここが同じ経済現象を取り扱い ながら,それを総合し,抽象的に解明しようと する経済学部の学問と大きく異なる点です。
このことを商学部の科目群(
カリキュラム「履修科目一覧」を参照
)と重ね合わせてみましょう。
企業が様々な財やサービスを生産する際,い かなる企業形態を採用し,生産,労務,財務面 等でどのような管理を行っているのか(D群), それをサポートする会計システムをどのように 設計するのか,利益はいくらか,財政状態は健 全か,これらの企業内容をいかに開示するのか (E群),生産現場から出た財貨やサービスはい かなるマーケティング戦略によって市場に供給 され,商品はどのように流通経路を流れていく のか,そこで生じ得る損失や資金不足に対して 保険会社や金融機関はいかなる役割を果たすの か(B群),財貨やサービスを海外に輸出すると き,海外市場を容易に見つけることができるの か,貿易に必要な手続きをどうすればいいのか, 外国通貨との交換比率は有利なのかどうか(C 群),そして全体的に見てこのような経済現象は 人類にとっていかなる意味があるのか,過去こ うした経済活動はどのように変化してきたのか (A群)。商学部はこれらの多方面にわたる具体 的な問題を明らかにしようとしています。
そして,これらの内容を学ぶ商学部の科目履 修は,次のような特徴をもっています。
1.
基本科目から始めて,基幹科目では2つの科目群を自分の専門領域として選択する系統的科目履修
2.
セメスター制による,半年で完結する多彩な講義と機動的な科目履修
3.
昼夜開講制による,朝1講時から夜7講時までフルに活用できる余裕の時間割
4.
他学部だけでなく,他大学の科目も卒業単位に算入できる自主選択科目の効果的利用
5.
日商簿記1級,中小企業診断士,ファイナンシャル・プランナーなどの資格講座や企業で活躍する実務家の講義など,ビジネスに役立つ実践科目の有効利用
商学部アドミッション・ポリシー
商学部 人材養成目的,ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシー